情報・交流センターについて
佐賀県立視覚障害者情報・交流センターについて
当施設は、視覚障害や、その他の理由により読書に不自由を感じる方を対象とした、資料の貸出・情報提供・相談支援や交流のための施設です。図書の受入、貸出、閲覧のほか、利用者に対する相談支援、情報支援、関係者や地域との交流、啓発イベントなどを行っています。
主な業務・サービス
- 点字図書、録音図書(テープ、CD)の貸出・閲覧
センターでは、視覚障害者用に製作された点字図書、録音図書(主にCDとテープ)、拡大図書の貸出、閲覧が可能です。貸出は来館の他、視覚障害の方には第四種郵便による無料での郵送が可能です。その他の障害の利用者の方には、県内の最寄り公共図書館にて図書の受取・返却もできます。また、利用者のご自宅や入居施設に訪問して図書をお届けする、巡回貸出サービスも行っております。
図書については自館資料の他に、ネットワークを通じた全国の図書館の資料をリクエストして利用することができます。図書のほか、各種雑誌も取り揃えています。毎月発行の新刊案内もありますので、職員にお尋ねください。 - 各種サービスの提供
利用者に対して図書のリクエスト、資料の検索、読み方調べ等のレファレンスサービスを提供しています。電話、メール等でお問合せください。対面での資料の読み上げを希望する方には、対面朗読サービスがあります。ほか、プライベートサービスによる個人からの図書製作依頼も受け付けておりますので、ご相談ください。図書の他に取扱説明書、歌詞カード等の点訳・音訳等も承ります。 - 広報誌の点訳・音訳及び配布
センターでは県民だよりの音声版や、視覚障害者向け点字ニュース(JBニュース)の発送等を行っています。また、広報誌センター通信を発行しており、新入図書の案内や耳より情報、おすすめの本などをご紹介しています。通信は点字版と音声版、テキスト版で配布しており、またセンターHPで閲覧、ダウンロードすることも可能です。 - 点字図書、録音図書を製作するボランティアの養成・研修
視覚障害等の理由により、読書が困難な方々を対象にした点字図書・録音図書を製作するボランティアを養成しています。一年間の養成講座を受講した後、図書の製作を開始します。ボランティア同士で交流したり、定期的な勉強会等も開催されています。センターでは、ボランティアの養成、その後の活動を支援しています。興味のある方は、“あい さが”までお問い合わせください。 - サピエ(視覚障害者情報総合ネットワーク)の利活用支援
視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ」は、視覚障害等の方に向けて資料の検索、資料データのダウンロードなどが可能なネットワークサービスです。会員登録をすると希望する資料のリクエストや、データのダウンロードなどができます。センターでは、利用者のサピエ登録や利用をサポートしています。希望される方は“あい さが”までご連絡ください。 - 視覚障害者等への相談支援(日常生活用具の給付手続、情報通信機器等の操作等)
障害や福祉に関することから生活等のお悩みについてまで、“あい さが”では利用者やご家族の様々な相談をお受けし、支援に取り組みます。
また、視覚障害の方々の日常をより良くする日常生活用具の展示や、給付手続等の支援も行っています。展示された日常生活用具を触ってみたり、使い方の支援も行っていますので、お気軽にお尋ねください。スマートフォン等のICT機器、図書の再生機器等のご相談にも対応しています。 - 交流・啓発イベント
センターには交流スペースとなる場所があり、利用者、関係者、一般の方が気兼ねなくやって来て交流することができるようになっています。また、定期的にテーマを定めての交流サロンなども開催しています。サロンやイベントの開催については随時情報発信していますので、HP等で確認、またはセンターまでお問い合わせください。 - 災害情報の提供・支援
センターの利用者、その他必要とする方に向けて、防災情報の提供などを行っています。
視覚障害や図書の利用について、その他視覚に関する困りごと等何でも、またボランティア活動についてなど、なんでもお気軽にご相談ください。