【シネマデイジー】

    シネマデイジー作品のご紹介。図書館通信125号以降に新しくサピエ図書館にアップされたものを紹介いたします。(シネマデイジーとは、映画のサウンドに登場人物の表情や動作、画面の様子を説明する音声解説を付けてデイジー形式で製作しているものです)。以下に、シネマデイジーの作品を紹介いたします。貸出希望の方は図書館までご連絡ください。 

※日本映画 9作品

1. 少年H

1997年に発表されベストセラーを記録した、妹尾河童の自伝的小説を実写化したヒューマン・ドラマ。戦前から戦後までの神戸を舞台に、軍国化や戦争という暗い時代の影をはねつけながら生きる家族の姿を見つめていく。

2. ソロモンの偽証 前編

人気作家・宮部みゆきのベストセラーを実写化した、ミステリー2部作の前編。ある中学校で起きた不可解な生徒死亡事件と、その真相を暴こうする女子生徒が開く学校内裁判の行方を追い掛ける。事件を機に浮かび上がる、人間が抱える闇の深さに息をのむ。

ソロモンの偽証 後編

宮部みゆきのミステリー巨編を映画化した『ソロモンの偽証』の後編。男子生徒の転落死により動揺が広がる中学校内で、生徒たちが自主的に行う校内裁判の様子を臨場感たっぷりに映し出す。裁判によって明らかになる、ショッキングな真相に言葉を失う。

繕い裁つ人

演技派女優中谷美紀を主演に迎え、池辺葵のコミックを映画化した心に染みる人間ドラマ。クラシカルなミシンで洋服を作る職人肌の主人公と、彼女を取り巻く人々が織り成す物語を紡ぐ。

蜩ノ記

不義密通と殺人の罪に問われた戸田秋谷は、10年後の切腹と、それまでに藩の史誌を編纂するよう命じられる。監視役になった庄三郎は、秋谷の側で過ごすうち、その人柄に惹かれていく。出演は、役所広司、岡田准一、堀北真希、原田美枝子、ほか。

ふしぎな岬の物語

人気作家・森沢明夫の小説を基に、のどかな里で小さな喫茶店を営む女店主と、店に集う人々との心温まる交流を描いた人間ドラマ。日本映画界を代表する女優・吉永小百合が成島(なるしま)(いずる)監督と共同で、映画人生で初めて企画に挑戦。主演の吉永とは初共演となる阿部寛、笑福亭鶴瓶、竹内結子ら実力派が脇を固める。

プリンセス トヨトミ

7月8日金曜日の午後4時、大阪が全停止した。街の活動もバス等の公共機関も停止。400年に渡り封印されてきた扉を開ける重要な「鍵」となったのは、女子になりたい中学生・大輔と彼を守ってきた幼馴染の茶子。そして、東京から来た会計検査院の3人の調査官だった…。出演は、堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、中井貴一、ほか。

もののけ姫

村を襲った“タタリ神”に呪いをかけられたアシタカ。呪いを解く術を求めて旅に出た彼は、人の子でありながら山犬に育てられた少女サンと出会う。第21回日本アカデミー賞最優秀作品賞、ほか受賞。

0.5ミリ

ヘルパーの山岸サワは、ある日予期せぬ大事件に巻き込まれ、仕事をクビになり、寮を追い出されてしまう。サワはあてもなく街を彷徨いながら、ワケありのおじいちゃんたちを見つけ出し、彼らの生活に入り込んで“おしかけヘルパー”をすることに…。出演は、安藤サクラ、柄本明、津川雅彦ほか。第88回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞、第38回日本アカデミー賞優秀主演女優賞受賞。

 

※外国映画 4作品

1. グラン・トリノ

妻に先立たれ、人に心を許さず頑固に生きる老人と、学校にも行かず仕事もない隣人の少年との交流を描いた人間ドラマ。第52回ブルーリボン賞外国映画賞、ほか受賞。

逃亡者

妻殺しの容疑を晴らすべく逃亡を続けるリチャード・キンブル。そんな彼に連邦保安官補ジェラードは執拗なまでの追跡を開始。逃げるキンブル!追うジェラード!かくして命と信念、名誉と使命を賭けた、ふたりの男の息づまる戦いが始まった。ジェラード役を演じたトミー・リー・ジョーンズは第66回アカデミー賞助演男優賞を受賞した。

ベイマックス

謎の事故で最愛の兄を失った天才少年ヒロ。深く傷ついた彼を救ったのは、人々の心と体を守るため兄が開発したケア・ロボットのベイマックスだった。兄の死の真相をつかもうとする2人の前に、未知なる強大な敵が立ちはだかる。

リトル・ミス・サンシャイン

アリゾナに住む少女がひょんなことから全米美少女コンテストの地区代表に選ばれた。コンテスト会場を目指し、落ちこぼれ一家の奇妙な旅が始まった。

 

 





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