発掘した本

 

図書館通信では新着の図書を主に紹介していますが、図書館には以前からの蔵書もたくさんあります。普段なかなか紹介する機会のない、点字図書館の蔵書の中でも比較的古い資料を発掘してみました。すべて当館所蔵、デイジー図書のみです。貸し出しご希望の方は、図書館までお問い合わせください。

 

1.人生に公式なし。されど人生に解答あり

藤本 義一

「贅沢を妻子に教えるよりも、簡素を教えるために夫たるものがある」「蝋燭は周囲を照らすために、自分の身を焦がす」 心を癒し、心の軸をつくる人生の訓え。

2.ナイルのほとりの物語 −古代エジプト遺跡紀行−

吉村 作治

エジプトで発掘調査を続けてきた著者が、ナイル流域に点在する遺跡群の歴史や、土地の人々との交流を綴る。

3.借りのある人、貸しのある人

フランチェスコ・アルベローニ

様々な場で人間性がどんな様相を見せるか、それによって人間関係がどんなふうに変わっていくかをつぶさに描く。どんな人を信頼し、どんな人を警戒すべきなのか、不安の時代を生き抜くすべを教える。

4.気になる天気の話146

水沢 周

日本人はお天気の話から一日を始め、人生はお天気次第というほどお天気を気にする。日本史・世界史・季節・健康・科学の分野から、思わず人に話したくなる146のおもしろお天気コラムを集めました。

5.「私」は脳のどこにいるのか

澤口 俊之

自分とは何だろうか。自分自身を考えている自分とは……人類普遍の大テーマに最新脳科学からアプローチ。「自我の脳内メカニズム」の解明に挑む、刺激的な試み。

6.診療室に来た赤ずきんフォームの始

大平 健

「むかしむかし、あるところ…」まさか精神科を受診して昔話や童話を聞かされるなんて誰も思ってもみなかっただろう。でも、患者たちの当惑はすぐ驚きに変わる。そこに繰り広げられるのは自分の物語なのだ。

7.寝たきり婆あ、たちあがる! −女四代「極楽」の日々−

門野 晴子

「いいんだよ、もうじき死ぬんだから」。孫娘がアメリカへ留学したあと、寝たきり婆あが自立した!? シリアスな介護問題を笑い飛ばすノーテンキな女系家族騒動記。

8.帰れよや我が家へ

森繁 久彌

亡妻の記、敬老の日に考えたこと等、自らの老い・孤独・死を真正面から捉えた本格エッセイ。

9.魔法の学校

ミヒャエル・エンデ

魔法の学校の授業では、自分のほんとうの望みを知って、きちんと想像することが一番大切だと教え…。表題作ほか、「レンヒェンのひみつ」「はだかのサイ」など、エンデならではのユーモアと風刺に満ちた、10の物語を収録。

10.女房が宇宙を飛んだ

向井 万起男

94年夏、向井千秋は宇宙の旅で何を見たのか?壮大なスケールで展開するユーモアとロマンあふれる人間讃歌。女房は宇宙で単身赴任中、地上から熱烈エールを送る夫のマキオ…。ベストセラー『君について行こう』に続く、待望の書。

 

 
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