ちょこっとひとこと


デジタルで蘇える明治・大正・昭和の音 「歴史的音源」が聴けます。

歴史的音盤アーカイブ推進協議会がデジタル化した1900年代から1950年ごろまでに国内で製作されたSPレコード等に録音されている音楽、演説、公演等を、国立国会図書館では「歴史的音源」というコレクション名で提供しています。

著作権保護のため約48,000点は公共図書館等、配信提供参加館として承認された館内、すなわち県内では伊万里市民図書館、鹿島市民図書館、佐賀県立図書館、佐賀市立図書館でしか聴くことができません。しかし、およそ1,000点はご自宅のパソコンからでも聴くことができます。

国会図書館のホームページから「歴史的音源」専用ページに進み、インターネット公開音源のみの一覧の中から音源を検索することができます。 http://rekion.dl.ndl.go.jp/


音楽(器楽、声楽、歌謡曲、民謡、唱歌、小唄など)の他に、演劇、演芸の録音(講談、浪花節など)、演説、講演、実況、効果音など幅広い音源があります。

懐かしい歌を楽しむ・・・ 佐藤千代子、東海林太郎 ほか。

名人の名演を堪能する・・・ 三浦環、桃中軒雲右エ門(とうちゅうけんくもえもん)、宮城道雄「筝曲 春の海」ほか。

貴重な歴史の証言を聞く・・・ 演説 田中義一 「国民に告ぐ」、大隈重信「憲政に於ける世論の勢力」、東条英機「宣戦の大詔奉読」ほか。

その他、与謝野晶子、斉藤茂吉の自作短歌朗読や敵機爆音集など。

パソコンをお持ちではないけれど是非聞いてみたいと思われる方は、インターネット公開音源のみとなりますが、当館でも聴くことができます。




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