ちょこっとひとこと


2020年の大河ドラマの放送が近づいてきました。来年の大河ドラマのタイトルは「麒麟がくる」。長谷川博己が演じる明智光秀が主人公です。長らく謀反人や悪役のイメージが強かった明智光秀ですが、近年の研究によりこれまでとは違った見方もされるようになってきました。
以下にご紹介する本は、点字またはデイジーで製作されたものです。貸し出しご希望の方は、図書館までお問い合わせください。

 

1.明智の娘ガラシア

家村 耕

豪雪の地・丹後半島の味土野で死ねということか。そうはならぬ。生きぬく念いを強くした玉である―。打倒信長の決意。悲運の中に凛と生きた、明智光秀の娘・玉(ガラシア)の生涯を描く。

2.明智光秀「誠」という生き方

江宮 隆之

織田軍団のトップに昇りつめながら、驚天動地のクーデターを起こした男・明智光秀。「謀反人」と呼ばれた光秀の生涯をたどることを通して、現代人が忘れがちな誠実に生きるためのヒントを伝える。

3.戦の国

沖方 丁

神にならなければ、通れぬ道がある―。桶狭間から大坂の陣まで、日ノ本が造られた激動の55年を、織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼の六傑の視点から描く。連作歴史長編。

4.異聞本能寺

一志 晶綱

明智光秀を使嗾して、本能寺へ向かわせたのは誰か? 光秀の先兵・本庄惣右衛門が本能寺に着いた時、信長はすでに殺されていた…。信長暗殺の主役、六角承禎と甲賀・伊賀の随兵の策略を描いたエンターテイメント時代小説。

5.金ケ崎の四人
 −信長、秀吉、光秀、家康−

鈴木 輝一郎

敵地・金ケ崎城で孤立し一目散に逃げる織田信長。出世のチャンスに勇む木下秀吉。妙にニヒルな明智光秀。そして巻き込まれた徳川家康…。のちに天下を狙う4人の試行錯誤、七転八倒の迷走ぶりと奇跡の決断をコミカルに描く。

6.京都西陣なごみ植物店3 −「明智光秀が潜んだ竹藪」の謎−

仲町 六絵

明智光秀最期の地と伝わる明智藪で、真っ赤に染まった竹が見つかった。光秀の呪いとも噂が広まる中、京都府立植物園の新米職員の神苗(かみなえ)と、「なごみ植物店」の店員・実菜(みな)は、その謎の解明を依頼され…。連作ミステリー第3弾。

7.真説本能寺の変

安部 竜太郎

本能寺の変は、明智光秀の単独犯か、黒幕がいたのか? 一人の女性の研究が、日本史最大の謎を解き明かす端緒となった! 安部竜太郎と立花京子の対談をはじめ、「ドキュメント本能寺の変」12編を収録。

8.光秀の定理

垣根 涼介

永禄3年、京で3人の男が出会った。食い詰めた兵法者・新九郎、謎の坊主・愚息、浪人中の明智光秀。この小さな出逢いが、その後の歴史の大きな流れを作ってゆく。光秀の実像に迫る歴史小説。『小説野性時代』連載を加筆修正。

9.裏面の日本史
 −あの英雄は本当に死んだのか−

中江 克己

英雄はあのとき死んでいなかった! 秋田に逃れて僧になった石田三成、替え玉を残して逃亡した吉良上野介、家康の黒幕になった明智光秀…。全国各地に残る、歴史上の重要人物たちが「本当は生きていた」とする伝説をひもとく。

10.私の先祖明智光秀

細川 珠生

本能寺の変は、天皇と国を護る“正義の闘い”だった―。よき家庭人であり、連歌・茶道に精通した文化人でもあった明智光秀の実像に、直系の末裔が迫る。歴史学者・本郷和人との対談も収録。


 

 

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