ちょこっとひとこと


新型コロナウイルス感染症の流行は、まだまだ収束する気配はありません。感染者の推移だけでなく一斉休校やイベント自粛など、さまざまな方面で社会に影響を及ぼしています。
感染症とは、そもそもどういうものなのか? 歴史上、どんな感染症があったのか?
今回は、感染症にまつわる図書を集めてみました。
以下にご紹介する本は、点字またはデイジーで製作されたものです。貸し出しご希望の方は、図書館までお問い合わせください。

 

1.<あまり>病気をしない暮らし

仲野 徹

できるだけ病気にならないライフスタイルとは? 病気、呼吸、食事、ダイエット、お酒、ゲノムと遺伝子、がん、感染症、医学や研究についての雑談まで、肩の凝らない語り口で解説。『住ムフムラボ』掲載を改稿・加筆。

2.ウイルス感染から身を守る方法
 −ワクチンや抗ウイルス剤の正しい知識がわかる!−

中原 英臣

ウイルスによる深刻な感染症から、私たちはいかに生命を守ればいいのだろうか。新型インフル・がん・肝炎・風疹・ヘルペスといった身近な感染症の予防から、変異する新ウイルスの実態まで、知っておきたい知識を解説する。

3.江戸の流行り病 −麻疹騒動はなぜ起こったのか−

鈴木 則子

江戸時代、麻疹は大人も発病し、命に関わると恐れられていた。将軍から町人まで、人々がいかに麻疹と付き合ってきたのかを、医学書や御触書、浮世絵などから論じ、麻疹を通して江戸社会を描く。

4.怖くて眠れなくなる感染症

岡田 晴恵

ペスト、天然痘、エボラ出血熱、MERS…。世界史を変えた感染症から、近未来に大流行の可能性がある感染症まで、その怖ろしさを感染経路の遮断方法や罹ったときの対処法とともに紹介。日本で警戒すべき感染症も取り上げる。

5.血液型でわかるなりやすい病気・なりにくい病気 −がん、胃潰瘍、脳梗塞から感染症まで−

永田 宏

血液型で病気のリスクが大きく変わる! がん、心筋梗塞、胃潰瘍、感染症などの病気と血液型との関係が遺伝子レベルで解明されつつある。その最新の成果を紹介する。

6.侵入 −検疫官西条亜矢の事件簿−

仙川 環

マラリア、狂犬病、新型インフルエンザ…。海外から襲いくる感染症に、検疫官・西条亜矢が立ち向かう。国・自治体の危機管理システムや医療業界に警鐘を鳴らす、医療サスペンス小説。『WEB文蔵』連載を改題、加筆し書籍化。

7.世界史を変えた薬

佐藤 健太郎

もし、コロンブスがビタミンCを知っていたら、チャーチルが感染症で急死していたら、モルヒネの分子構造が違っていたら、世界の歴史は変わっていた! いくつかの疾患に絞り、歴史と医薬の関わりについて綴る。


 

 

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