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今年のNHK大河ドラマは、堺雅人主演・三谷幸喜脚本の「真田丸」です。主人公の真田幸村は、戦国武将の中でも人気の高い人物。彼を主人公とした小説は数多くあります。三谷幸喜の真田幸村を見る前に、巷の真田幸村作品を読んでみてはいかがでしょうか。今回は、真田幸村を題材にした小説作品をご紹介します。作品は、すべてデイジー図書になります。

真田太平記

池波正太郎

甲州・信州などに覇を唱えた武田氏傘下の豪族だった真田昌幸。武田家が滅び、真田家は信州の小大名としての道を歩みはじめる。天下統一目前と思われた織田信長の横死後、大大名らの草刈場となった信州で、昌幸と長男の信幸、次男の信繁(幸村)らは、真田忍びらによる卓越した情報収集と謀略によって激しい戦国乱世を生き抜いていく。全16巻。

軍師二人

司馬遼太郎

戦国の英雄たちの中で群を抜いて輝く二人の武将―天稟の智将・真田幸村と、千軍万馬の勇将・後藤又兵衛。名将なるが故の葛藤と互いの深い洞察を語る『軍師二人』他、興趣尽きない短編集。

真田幸村

柴田錬三郎

豊臣の家臣として徳川家康を最も苦しめた男・真田幸村。猿飛佐助や霧隠才蔵などの十勇士と共に奇想天外の活躍を繰広げる伝奇ロマン。

真田十勇士

村上元三

穴山梅雪ゆかりの穴山小介、幸村の児小姓・海野六郎、伊賀流忍術の遣い手・猿飛佐助、蜂須賀家の家臣だった筧十蔵、怪力の坊主・三好清海入道、金狐大明神を名乗る・由利鎌之助、海賊弁慶丸こと根津甚八、熊野権現の宮神楽師・望月六郎、伊賀忍者の霧隠才蔵、清海入道の弟・三好伊三入道。智将・真田幸村のもとに多彩な剛勇の士が集まってきた…。名手による連作時代小説。

幸村去影

津本陽

死に場所と決めた大坂の陣を、真田幸村はいかに生きたか。武将として、父として、愛する女を思いやる男として、幸村を新たな視点で描き出す合戦小説。

華、散りゆけど 真田幸村連戦記

海道龍一朗

「花は散りゆけど、その香は残る。されど、われらは死花に非ず!」―父・真田昌幸の言葉が胸に去来する。真田幸村。その智謀と勇猛さを謳われながら関ヶ原の豊臣方の敗北以来、十四年にわたる不遇の蟄居生活を余儀なくされていた…。だが乾坤一擲、戦国の世に生きる漢として命の華を咲かせるときが来た!いざ、大坂冬の陣夏の陣。

真田幸村と後藤又兵衛

高橋直樹

五十男にして若殿と呼ばれる幸村、遊女屋で用心棒ぐらしする又兵衛。不遇の軍略家二人が大坂城に入った…。全く先の読めぬ大坂の陣を展開させつつ、戦国最後の戦いに賭けた男たちの熱き魂を描いた長編。

真田幸村の生涯

秋月達郎

若くして武田家滅亡を経験し、人質として、敗軍の将として長年苦しんできた真田幸村。祖父・幸隆、父・昌幸、主君・武田信玄の遺志を一心に背負い、華々しく散った男の生涯を描く。

真田幸村の戦闘ファイル 家康が最も恐れた男

瑞納美鳳

信長亡きあと天下を征するのは家康の東軍か、山密な三成の西軍か。関ヶ原の決戦を前に豪族・士族の権謀術策が渦巻く。知将・真田幸村は稀代の知略を駆使し、戦乱の中を突き進んでいった。




 


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