おすすめの本

 

誰もが知る国民的漫画・アニメでおなじみの「サザエさん」は、今年連載開始75周年です。新聞連載として広く親しまれ、テレビアニメは50年以上放送されています。現在も放送中で、世界で最も長く放映されているテレビアニメ作品としてギネス記録にもなっています。サザエさんをテーマにした本にはどんなものがあるのかを探してみました。以下にご紹介する本は、点字またはデイジーで製作されたものです。これ以外にも、漫画版はデイジーにもなっています。貸し出しご希望の方は、図書館までお問い合わせください。

 

1.磯野家の危機

東京サザエさん学会

庶民なのに土地だけで2億円の資産? 波平は出川哲郎と同い年? いまだに黒電話だけどなぜスマホにしない? 磯野家と現代とのギャップを中心に、日本での家族や社会の常識の急速な変化を、「サザエさん」に則してまとめる。

2.「磯野家」の幸福

おかのきんや

上手に“欲”をかくテクニック、頑固だけど愛されるお父さんの秘訣、失敗しても家族みんなで乗り切る団結力…。マンガ「サザエさん」のエピソードをひもときながら、“強く、賢く、たくましい”日本人の知恵を紹介する。

3.カツオが磯野家を片付ける日 −後悔しない「親の家」片づけ入門−

渡部 亜矢

思い出の品をどうする? 空き家を防ぐには何をする? 実家が散らかる原因と対策、片づけ方のポイントを、国民的アニメ「サザエさん」の磯野家をモデルに、わかりやすく解き明かします。

4.サザエさん一家の公的保険

梅本 達司

もし、サザエさんがパートにでたら? もし、マスオさんが長期入院したら? 公的保険制度について、知っておくべき知識、損をしないための知識を、誰もが知っている「サザエさん一家」を題材に判りやすく解説。

5.サザエさんからいじわるばあさんへ 

-女・子どもの生活史-

樋口 恵子

長谷川町子の貴重な文化遺産「サザエさん」(全68巻)を、女・子どもの視点から洗いなおす。戦後間もなくから愛読30年の著者による“サザエさん論”の決定版。1945年から74年にわたるサザエさん年表付き。

6.「サザエさん」的コミュニティの法則フォームの始

鳥越 晧之

人を育て、幸せにする地域社会の法則は、サザエさん一家の暮らす街にヒントがあった! 社会学、民俗学、文化人類学の実証的研究から、日々の生活の根底に流れる人々の「関係性」を読み解く。

7.サザエさんと長谷川町子

工藤 美代子

度肝を抜く額の収入、家族の不和と崩壊、自伝に書かれた嘘…。国民的漫画、アニメ「サザエさん」を描き続けた長谷川町子と長谷川家の三姉妹の、苛烈な人生の光と闇を描く。『月刊Hanada』連載に加筆修正して新書化。

8.サザエさんの〈昭和〉

鶴見 俊輔,斎藤 慎爾 編

誰もがみんな、磯野家とともに生きてきた。寺山修司の「サザエさんの性生活」、樋口恵子の「サザエさん・人気の秘密」、草森紳一の「不幸なサザエさん」など、選りすぐりのエッセイで味わう、昭和のカンヅメ。

9.サザエさんの東京物語

長谷川 洋子

父の死と上京、東京ショック、姉妹社の船出、町子姉の大病、母の晩年、そして別れ…。長谷川町子の実の妹が、姉の素顔を綴る。「サザエさん」さながらの、賑やかで波乱万丈な昭和の家族の物語。

10.長谷川町子 −サザエさんとともに歩んだ人生−

筑摩書房編集部

「サザエさん」とともに人生を歩んだ漫画家、長谷川町子。女性の自立が難しかった時代に、彼女はプロ漫画家としてどう生き抜き、何を伝えたかったのか。彼女が残した記録をもとに、その歩みを辿る。夏目房之介による巻末エッセイも収録。

 

 
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