センター通信

サピエで人気のある本

点字図書

全国で製作された点字図書で、過去3月間での利用ベスト100の中からいくつかをご紹介します。これらの図書は他館製作です。貸出を希望される方はご連絡下さい。書名・著者名・巻数・内容の順にご紹介します。
 5タイトル紹介します。

1.にっぽん全国おみやげおやつ 甲斐みのり著 全2巻

お取り寄せできるおやつ、あの人に贈るおやつ、地方の旅みやげ、絵本のようなおやつ…。47都道府県のお菓子屋約180軒の店舗情報と、おすすめのおやつを紹介する。データは2021年10月現在。

2.おわかれはモーツァルト 中山七里著 全4巻

 盲目の人気ピアニスト・榊場隆平に因縁をつけたフリーライターが銃殺される。容疑者にされ窮地に立った榊場を、彼と同様ショパンコンクールのファイナリストに名を連ねた岬洋介は救えるのか?

3.切り身なのになぜ刺身? -知っているようで知らない日本語の秘密- 語源の謎研究会編 全3巻

 「思う壷」ってどんな壷? 蒸して売るのになぜ「焼売」? 「真っ赤な嘘」はなぜ黒でなく赤? 「野次馬」ってどんな馬? 702語の思わず人に話したくなる語源を、イラストと合わせわかりやすく紹介する。

4.浮世小路の姉妹 -長編時代小説- 佐伯泰英著 全5巻

 町火消の見習いの少年は、火事で両親と店を失った、老舗料理茶屋の姉妹を知り、火付けの下手人を探ることになる。日本橋を舞台にした、絆と信頼の物語。

5.面白すぎる!日本史の授業 -超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす- 河合敦,房野史典著 全4巻

 戦国の革命児・信長は保守的な大名だった? 龍馬がつないだ「薩長同盟」は倒幕を目指していなかった? 歴史芸人と歴史研究家が楽しく洗いなおす、大人も子どもも一気に読める日本史の入門書。

デイジー図書

全国で製作されたデイジー図書で、過去3月間での利用ベスト100の中からいくつかをご紹介します。これらの図書は他館製作です。貸出を希望される方はご連絡下さい。書名・著者名・時間・内容の順にご紹介します。
 5タイトル紹介します。

1.風のことは風に問え -太平洋往復横断記- 辛坊治郎著 7時間52分

 往復2万キロ。ただ一人ヨットで太平洋を横断した辛坊治郎は、138日もの間、洋上で何を思い、何を考えていたのか。一度は断念した太平洋横断から8年、65歳にして再度挑んだ戦いの記録。

2.奪還 小杉健治著 6時間11分 

 有原和樹の妻が自宅で殺害された。夫婦仲が悪くアリバイがなかったため、和樹が逮捕される。担当弁護士の鶴見は、和樹が犯行時刻に居酒屋でアイヌの楽器を持った男と出会ったという言葉を信じるが、探し出した男は…。

3.アイスクライシス 笹本稜平著 11時間40分

 資源探査会社に勤める郷田は、海底油田の探査のために北極の基地にいた。ある日、北極海の水中で核実験が行われる。そのことを知らない郷田たちは、いつの間にかマイナス40度の世界で孤立して…。

4.全盲の弁護士竹下義樹 小林照幸著 11時間19分

 日本で初めて誕生した全盲の弁護士竹下義樹、点字による司法試験は実施不可能とされていた重い扉を自らこじ開け、九回目の受験でついに夢見ていた弁護士となる第一歩を手に入れた。定評のあるノンフィクション作家が活写する。「武闘派弁護士」の劇的人生、現在進行形の挑戦記です。

5.鷹の系譜 堂場瞬一著 11時間5分

 昭和天皇崩御の日に起きた殺人事件。捜査一課と公安一課、相容れないはずの組織が日本の転換点で密かに交錯し…。父の道を継ぎ鷹となった息子たちを描いた「日本の警察」平成編。