センター通信

ちょこっとひとこと

2025年春、第112作目の連続テレビ小説は、「あんぱん」に決定しました。「アンパンマン」を生み出した、やなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルに、二人であらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語です。ここではサピエ図書館にあるやなせたかしさんにまつわる図書を5タイトルご紹介します。貸出希望の方はあい さがまでご連絡ください。

1.人生、90歳からおもしろい! ―オイドル絵っせい―   やなせたかし著

おれは老人の星なんだ。老いたるアイドル「オイドル」だ! 毎日が新鮮な90歳、やなせたかしが日常を綴る。戸田恵子との特別対談も収録。

2.ボクと、正義と、アンパンマン ―なんのために生まれて、なにをして生きるのか― 

やなせたかし著

戦争を経験した著者が考える、本当の正義とは-。アンパンマンに思いを込めてメッセージを送り続けた、やなせたかしが、人の優しさ、心の痛み、生き方を綴った心温まるエッセイ集。「アンパンマンのマーチ」の歌詞も掲載。

3.あきらめないで ―足みじかおじさんの旅― やなせたかし著             

足みじかおじさんは目立たず無名で顔もさだかでないが、愛の悩みにもきちんと答えてくれる-。「アンパンマン」で知られる著者による、大人向けのショートメルヘン。 

4. 勇気の花がひらくとき ―やなせたかしとアンパンマンの物語― 梯久美子著

みんなの笑顔がぼくのしあわせ-。「アンパンマン」を生みだした、やなせたかしの伝記。生きる意味をいつも考え、自分の思いを作品にこめた彼のすがたを描く。

5.優しいライオン ―やなせたかし先生からの贈り物― 小手鞠るい著

詩人、漫画家、そして『詩とメルヘン』編集長と多彩な顔をもったやなせたかし。45年年来の愛弟子だった著者が、師の業績と素顔の魅力を伝える。