新入図書だより

【点字図書】

書名

著者名

巻数

製作

歴史


1. 蓮池藩 −その領土が多数の地域で構成されたのは?−

田中 耕作

佐賀県立点字図書館

岩本 惠子

蓮池に嬉野、塩田、若木などの領土を加えて成立した5万3千石の蓮池藩。初代藩主・鍋島直澄、四代直恒、
幕府の寺社奉行にとりざたされた八代直与の3人をえがくことで、蓮池藩の大きな流れを明らかにする。

社会科学

2.あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律施行例

総務省e−Gov法令検索

日本点字図書館

表題ほか、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律施行規則」を収録。

3.災害救助法 災害救助法施行令 災害救助法施行規則

総務省e−Gov法令検索

日本点字図書館

平成26年5月30日改正の「災害救助法」、平成27年1月30日改正の「災害救助法施行令」、平成29年4月1日時点の「災害救助法施行規則」を収録。

4.障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律に係る裁判例に関する調査結果について 平成28年度

内閣府障害者施策担当

日本点字図書館

平成28年度に内閣府が実施した「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律に係る裁判例に関する調査」の結果を取りまとめ、判例集として整理したもの。

5.リンダの祈り 性虐待というトラウマからあなたを救うために

リンダ・ハリディ=サムナー

佐賀県立点字図書館

松枝 トシエ

カナダの性虐待問題の検察顧問であり、自分も実父に虐待を受けたサバイバーである著者。自分の体験、関わったさまざまな事例を紹介するとともに、立ち直るためのアドバイスをする。

自然科学

6.認知症ともに生きる私 −「絶望」を「希望」に変えた20年−

クリスティーン・ブライデン

日本点字図書館

認知症の当事者として発言することで、認知症への偏見を打ち破り、医療やケアの改革に大きく貢献した著者。
20年にわたり世界各地で行った講演から14編を収録。

技術・工学

7.電子レンジで簡単調理 上

すこやか食生活協会

すこやか食生活協会

電子レンジは温めたり解凍したりするだけでなく、火を使わず調理も簡単にできる便利な調理器具。「肉じゃが」「肉豆腐」など電子レンジを利用した料理のレシピ18品を紹介。「電子レンジ調理の基本」「電子レンジ調理のポイント」「ワット数別の加熱時間換算表」も収録。点字・大活字併記。音声コード付き。

8.電子レンジで簡単調理 下

すこやか食生活協会

すこやか食生活協会

電子レンジは温めたり解凍したりするだけでなく、火を使わず調理も簡単にできる便利な調理器具。「ラタトゥイユ」「小松菜と油揚げの煮浸し」など電子レンジを利用した料理のレシピ18品を紹介。「電子レンジで蒸し野菜」「電子レンジで下ごしらえ」「ワット数別の加熱時間換算表」も収録。点字・大活字併記。音声コード付き。

産業 

9.炎の牛肉教室!

山本 謙治

佐賀県立点字図書館

杉山 千津子

「松阪牛」と「米沢牛」の味の違いは? 「A5」ランクは美味しいの? 熟成肉は腐敗した肉!? 本物の牛肉を食べたい人のための教養書。巻末に「美味しい牛肉を食べられる販売店・飲食店リスト」付き。

芸術・スポーツ

10.音に想う

高藤 美月

佐賀県立点字図書館

馬渡 陽子

至福の時、哀しい時、悩み迷った時…いつでも世界は美しい音楽で溢れていた。シューベルト「野ばら」、バッハ「G線上のアリア」など、クラシック音楽から思い浮かぶ情景、思い出などを綴ったエッセイ・短編小説を収録。

11.屈折くん

和田 慎治

佐賀県立点字図書館

竹井 純子

「メンヘラ」でも「こじらせ」でもない、僕を作ったのは“屈折”だった−。怪奇派ロックバンド「人間椅子」の中心人物・和嶋慎治による自伝。弘前が生んだ東北のトリックスターが、奇想天外な人生を明かす。

12.羽生結弦が生まれるまで −日本男子フィギュアスケートの挑戦の歴史−

宇都宮 直子

佐賀県立点字図書館

中村 明子

空前絶後の日本男子フィギュアの隆盛はいかにして築かれたのか? 時代を創ってきた選手、指導者への丹念な取材で、繁栄の裏に隠された事実やドラマを明らかにする。『Sportiva』連載を単行本化。

文学

13.いつかの岸辺に跳ねていく

加納 朋子

佐賀県立点字図書館

杉山 千津子

主人公・徹子は、クラスメイトとも母親ともうまくいかず、彼女にとって、人生はとても生きづらい。そんな彼女の味方は、幼馴染の護。ある晩、交通事故に遭い入院している護に、なぜか、徹子は泣きながら謝った。その答えを知ったのは、ずっとずっと先のことだった。生きづらさを感じているすべての人に贈る感動の物語。

14.流れよ我が涙、と警官は言った

フィリップ・K・ディック

佐賀県立点字図書館

伊東 久美子

三千万人のファンから愛されるマルチタレント、ジェイスン・タヴァナーは、安ホテルの不潔なベッドで目覚めた。昨夜番組のあと、思わぬ事故で意識不明となり、ここに収容されたらしい。体は回復したものの、恐るべき事実が判明した。身分証明書が消えていたばかりか、国家の膨大なデータバンクから、彼に関する全記録が消え失せていたのだ。友人や恋人も、彼をまったく覚えていない。“存在しない男”となったタヴァナーは、警察から追われながらも、悪夢の突破口を必死に探し求めるが…。

15.花物語

橋本 治 文
さべあのま 絵

佐賀県立点字図書館

内藤 久美子

小説の名手・橋本治とさべあのまの美しいイラストでおくる、「サクラ草」ではじまり「旅立ち」で終わる14の物語。揺れ動く心の動きとせつなさを、季節の花々や自然に託し見事に語った、みずみずしい物語。巻末に特別対談を収録。

16.人妻住宅街

八神 淳一

佐賀県立点字図書館

内川 美和子

妻を病気で亡くし、現在は独り身生活の俊雄。一年前に電気メーカーを定年退職後、退屈な日常を過ごす彼だったが、ひょんな事から、近所の美人妻達と目眩く肉体の交流が始まる。憧れの隣人妻・由美子、向かいの家の美熟妻・珠美、馴染みの弁当屋のバイト主婦裕子など…。次々と人妻の肉体を征服する事で、自信を深めていく俊雄だったが――。(官能小説)

17.ポツンと一軒家 義母とふたりきり

鏡 竜樹

佐賀県立点字図書館

内川 美和子

人里離れた山奥の一軒家に、ひとりで住んでいる妻の母。訪れた巧己を待っていたのは、濃厚すぎる性交レッスン!「今だけは」の言葉に負け、束の間の快楽を堪能するが…。(官能小説)

【児童図書】

書名

著者名

巻数

製作

自然科学

1.知らないと危ない毒の話

井上 浩義

日本ライトハウス

「ラクにきれいに死ねる」どころか塗炭の苦しみを味わう硫化水素。1グラムで100万人を殺傷するボツリヌス菌の毒。身体に良いはずのビタミン、カルシウムも毒になる…。青酸カリやヒ素など王道の毒から、放射性物質や化学物質などの新たな毒、身近にありながら意外と知られていない毒まで、誰もが知っておきたい「毒」の最新情報をやさしく解説します。

技術・工学

2.チョコレート語辞典

香川 理馨子
千住 麻里子

日本ライトハウス

老若男女、誰もが大好きなチョコレート。そのチョコレートはどこから来て、どうやって作られるのか。最近話題のビーン・トゥ・バーって何? 日本で初めてチョコレートを食べたのは? チョコの健康効果、映画や文学とチョコレートの関係など、どこから読んでも楽しめる、ちょっとマニアックな話題が満載。人気キャラクターなどチョコレートにまつわる触図も掲載しています。

産業

3.コーヒー豆を追いかけて −地球が抱える問題が熱帯林で見えてくる−

原田 一宏

日本ライトハウス

コーヒー豆は、熱帯や亜熱帯で広く栽培されています。そして世界中に輸出され、コーヒーとして飲まれたり、スイーツなどに使われたりしています。だからコーヒー豆のことを調べると、地球上のさまざまな問題が見えてくるのです。熱帯林に何度も足を運び、森の様子や、そこに生きる人たちの暮らしを研究してきた著者が、調査や研究の様子を紹介します。

芸術・スポーツ

4.決定版 これがオリンピックだ −オリンピズムがわかる100の真実−

舛本 直文

日本ライトハウス

オリンピックが開催されるのは何のため? 「平和の祭典」とよばれるのはどうして? 「オリンピック憲章では、国・地域別メダル数とランキングの作成は禁止されている」など、意外なエピソードとその歴史を、オリンピック研究の第一人者が語ります。大人から子供まで、オリンピックとパラリンピックの疑問に答える一冊。

文学

5.ぬけ穴の首 −西鶴の諸国ばなし−

廣末 保

日本ライトハウス

「好色一代男」「世間胸算用」などで知られる江戸時代の作家、井原西鶴の作品を翻案した短編集。財産争いをめぐる悲喜劇「牛と刀」、夜の芝居小屋を舞台にした怪談「真夜中の舞台」、金もうけに取りつかれた男の運命「わるだくみ」など、笑いと悲哀のまざりあった世の中の姿を、鋭い観察眼と豊かな空想力で描き出す7編。

6.大坂オナラ草紙

谷口 雅美

日本ライトハウス

平太は大阪で暮らす小学5年生。特技は絵を描くことだが、転校前に描いた似顔絵で友達を傷つけ、もう絵は描かないと決めていた。ある日、平太はおじいちゃんの古文書を見ているうちに江戸時代へタイムスリップし、同い年の少女・お篤と出会う。だが、食べすぎたおいものせいでオナラをしたとたん、現代に戻ってしまった。その後も平太は時空を行き来して…。

7.アキンボとマントヒヒ

スミス アレクザンダー・マコール

日本ライトハウス

アキンボは、いとこのコシと一緒に動物学者のジェンのマントヒヒ調査に参加します。群れのヒヒたちに名前をつけ、観察をしているうちに、アキンボは子どものヒヒが足にけがをしているのをみつけました。アキンボは、そのヒヒを助けてやるために、ある作戦を考えつきます。調査も終わりに近づいた頃、アキンボはコシと二人で散歩に出かけますが…。

8.コクルおばあさんとねこ

フィリパ・ピアス

日本ライトハウス

コクルおばあさんは、ロンドンの町の風船売り。黒猫のピーターをかわいがっています。ところが、悪いお天気が続いて魚の値段が上がり、おばあさんがピーターに魚を買ってやれなくなるとピーターは家出してしまいました。心配のあまり、やせてしまったおばあさんは、強い風の吹く日、風船にひっぱられて空に舞い上がり…。

9.わたしも水着をきてみたい

オーサ・ストルク

日本ライトハウス

イスラム教の国ソマリアからスウェーデンに引っ越してきた少女ファドマ。今の学校には、みんな水着をきて、男の子も女の子も一緒に泳ぐプールの授業があることにファドマはびっくり。イスラム教では女性が人前で肌や髪を見せるのを禁じており、お父さんもお母さんも許してくれっこない。だからファドマは、いつもプールのはしで服を着たまま、みんなが楽しそうに泳ぐ様子を見ているだけ。でもある日、素敵なことが起こって…。

10.カテリネッラとおにのフライパン
 −イタリアのおいしい話−

剣持 弘子

日本ライトハウス

鬼からフライパンを借りたお礼に、ドーナツをあげる約束をしたカテリネッラ。でも、ついつい自分で全部食べてしまって、大変なことに!イタリアの昔話の中から、食べ物にまつわる4話を集めています。

 

【デイジー図書】

書名

著者名

時間

製作

総記

1.しっかり知りたいビッグデータとAI

宇野 毅明
池田 亜希子

4時間6分

日本ライトハウス

人間より賢いAIってホントにできるの? 会社員の小林さんと専門家の田中博士の会話を通して、AIの基本、ビッグデータの正体と可能性、AIと人間との関わり方、ビッグデータとAIをビジネスに活かす方法などを解説する。

哲学

2.いい気分はすべてを変える。

枡野 俊明

4時間6分

佐賀県立点字図書館

中山 幸子

いつもの見方をやめ、気持ちのいい行動をする。人生はそれだけで好転する。どんな場面でもいい気分になれる禅思考や、悪い気分にとらわれないための禅の知恵などを紹介する。よりいい気分で過ごすためのQ&Aも収録。

歴史

3.乱と変の日本史

本郷 和人

6時間49分

佐賀県立点字図書館

江ア 順子

中世を中心に、日本史の転換点となった、あるいは転換点を引き寄せる要因となった10以上の乱と変を読み解き、当時の日本がどのような状況にあり、当時の日本人が何を求めたのかを考察する。

4.江藤新平 1834‐1874
(佐賀偉人伝 07)

星原 大輔

4時間3分

佐賀県立点字図書館

原口 カツ子

明治政府において、初代司法卿として法制度の確立につとめ、志半ばにして非業の死を遂げた江藤新平。いまだに具体的に明らかにされていない江藤のさまざまな動きについて、史料発掘・考証の成果を通じて明らかにする。

社会科学

5.超・箇条書き −「10倍速く、魅力的に」伝える技術−

杉野 幹人

5時間16分

日本ライトハウス

“たかが”箇条書きこそ、最強のスキルである! 伝えたいことを羅列するだけの普通の箇条書きとは異なる、「短く、魅力的に伝える」箇条書き、そして人を動かす箇条書きのエッセンスを紹介する。

6.働くママと子どもの〈ほどよい距離〉のとり方

榊原 洋一
高石 恭子

8時間28分

日本ライトハウス

子どものなかには自分から育ってゆく力があり、それを信じて子育てをすればよい。三歳児神話や母乳主義など数々の呪縛をぬぐい去り、ママが働いているからこそとれる、親子の「ほどよい距離」を成長別に提案する。

自然科学

7.QOLって何だろう −医療とケアの生命倫理−

小林 亜津子

4時間16分

日本ライトハウス

人生100年時代の「よく生きる」とは? QOLという生命倫理のキーワードを議論の起点として、高齢者の「フレイル」や「地域包括ケア」「看取り搬送」などをめぐる、現代社会が直面しつつある課題を考察する。

8.中医学入門

神戸中医学研究会

24時間15分

日本ライトハウス

中医学という医学体系をわかりやすく整理した入門書。中医学の生理観・病理観から、中医学的診断、弁証論治の概要までを網羅。中医学の原点にもどって伝統医学的見方に力点をおいて修正した新装版。

9.マンモスのつくりかた −絶滅生物がクローンでよみがえる−

ベス・シャピロ

11時間58分

日本ライトハウス

マンモス、モア、ドードー…。絶滅した生物たちを今日の技術でよみがえらせることは可能か? 復活させて危険はないのか? 脱・絶滅研究の第一線で活躍する科学者が、マンモス復活の現実味と問題点、疑問・反論に答える。

10.画像ではわからないしつこい腰の痛みを治す本 イラスト版

井須 豊彦

5時34分

日本ライトハウス

腰痛で画像検査をしても8割以上は原因不明。なかなか治らない腰痛を改善する最新治療法と痛みを悪化させない日常生活術を豊富なイラストとともに解説する。

11.医療からの学び −佐賀新聞「診察室から」20年間の軌跡−

佐藤 健

4時間43分

佐賀県立点字図書館

宮本 弘子

精神医学を専門とする著者が、これまでに診療してきた患者から学んだ貴重な体験や、自身が病気で苦しんだ経験、現代医療がどのように変化しているかなどを綴る。最新の医療情報も掲載。『佐賀新聞』掲載コラムを単行本化。

技術・工学

12.アフロえみ子の四季の食卓 −レシピがいらない!−

稲垣 えみ子

 5時間41分

佐賀県立点字図書館

中山 幸子

季節の食材を使えば、バリエーションは無限! 「もうレシピ本はいらない」に続く、ラクで自由で豊かな食生活・実践編。一汁一菜の食のスタイルを、写真とともに紹介します。

芸術・スポーツ

13.上方落語史観

高島 幸次

 9時間33分

日本ライトハウス

幕末から明治初期にかけて創作された古典落語は、当時の歴史風土や人々の生活習慣が色濃く反映されている。上方落語のネタからリアルな大阪の歴史を紐解く。著者・高島幸次×桂春之輔×名越康文の鼎談も収録。

文学

14.アレン中佐のサイン

庄野 英二 作
深沢 省三 絵

 5時間23分

佐賀県立点字図書館

佐々木 光子

第二次世界大戦下のジャワ、日本軍の俘虜収容所所長とアレン中佐以下の連合軍俘虜たちの、極限状態で生まれた心のふれあいを描く。

15.新米女刑事

南 英男

 9時間4分

佐賀県立点字図書館

西川 澄子

東京・町田署の職人肌の刑事、半沢一のもとに、伊織奈穂巡査が実習に来る。その初日、殺人事件が発生。殺された男は飲酒運転による人身事故で2人の人間を殺していた。父娘ほど年齢差のある2人の刑事が難事件に挑む!

16.酒屋へ三里、豆腐屋へ二里

安岡 章太郎

 4時間6分

佐賀県立点字図書館

佐々木 光子

「『酒屋へ三里、豆腐屋へ二里』というのは昔、寄席で落語のまくらに聞いた覚えがある…」グラグラと目のまわる奇病を抱えて、イロハがるたから石田心学へ思いをやり、なつかしくも思いがけぬ訪問となった弘前の小学校、夏の夕べの涼風に似た豆カンの味を描く。そして、半年に及んだ突然の入院生活と予後の日々との想いをユーモアにくるんだ小説的語りで描く連作集。

 

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