新入図書だより

【点字図書】

書名

著者名

巻数

製作

哲学


1. 解説著作権法の一部を改正する法律(平成30年改正)について

日本点字図書館

2019年1月1日に施行された改正著作権法。その改正の経緯、改正の趣旨及び内容、各改正事項などを解説。視覚障害者等のための複製等についても解説する。

2.遥かなるドナウ
 −ヨーロッパ徒歩旅行2−

パトリック・リー・ファーマー著

田中 昌太郎訳

佐賀県立点字図書館

春から夏へとめぐる東欧を歩く青春の旅。ハンガリーとルーマニアの街や野山を往き、貴族やジプシーと交わり、思いがけぬ経験を重ねる欧州徒歩旅行のクライマックス。

社会科学

3.角さんとじゃじゃ馬

田中 真紀子

佐賀県立点字図書館

父は「政治によって夢は実現する」と確信していた。「政治によって現実を夢に近づけられる」と信じている田中真紀子が、自身の原点や想い出を綴るとともに、現在の政治の不作為を問う。

4.高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律 障害者による文化芸術活動の推進に関する法律

日本点字図書館

平成30年5月25日改正の「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」と、平成30年6月13日公布の「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」を収録。

5.新・世界の日本人ジョーク集

早坂 隆

佐賀県立点字図書館

やっぱりわれわれは、世界中でこんなにイジられている!AI、観光立国、安倍マリオ…。世界各地で楽しまれている「日本人が出てくるジョーク」を紹介。「不思議な国」日本の底力を再発見できる一冊。

6.合理的配慮
 −対話を開く、対話が拓く−

川島 聡

飯野 由里子他

日本点字図書館

障害者に対する「合理的配慮」が法制化された。合理的配慮の意義と課題、その可能性について、学問分野を横断した理論的・実証的探究により、広く深く掘り下げる。

文学

7.およもん −いじめ妖怪撃退の巻−

朝松 健

佐賀県立点字図書館

常陽藩別邸の宴に行った菊奴と咲月が立て篭もり事件に巻き込まれた。長屋の子どもたちも謎の妖怪団に襲われ、お幾が攫われてしまう。およもんと淳之介たちは仲間を救出できるのか?

8.ごっくん美熟女 −未亡人義母&叔母&女社長−

鏡 竜樹

佐賀県立点字図書館

「私の身体、どう? 三十代で通用するでしょ?」妻の母が放出する美魔女フェロモンに昌弘は理性を失った。生唾ものの熟女パラダイス!
官能小説

9.残照の波濤 −松浦党風雲録−

牛尾 日秀

佐賀県立点字図書館

中世山城・獅子ケ城を拠点に勢力を拡大した松浦党の鶴田前。その嫡子として戦国動乱の世に生まれ合わせた男、鶴田賢の物語。

10.死んでたまるか!
  −平四郎犯科帳 1−

八柳 誠

佐賀県立点字図書館

本所の商家の離れに居候する若侍・長谷川平四郎は、実はかの火付け盗賊改め・長谷川平蔵の落とし胤。鳶の次郎吉をはじめ、気風のいい男たちに助けられ、父ゆずりの正義感と人情で大活躍をする平四郎を爽やかに描く。

11.辰之介虎殺剣
  −十二支組秘命帖

聖 竜人

佐賀県立点字図書館

不忍池の出会い茶屋に入りびたる自堕落な侍―祝辰之介は、遊び人風の見かけとはことなり、隠密組織「十二支組」の一員である。十二支組は、将軍・吉宗直々の命によって動き、属する隠密たちには、ひとりひとりに干支の呼び名が与えられていた。

12.本日は晴天なり −洒落−

藤 源八

佐賀県立点字図書館

のれんの奇妙な字に誘われて、店の中に入ったら、ふっくらとしたおたふく顔のおかめと言う小娘がいた。その阿亀はにんまりともせず、わけの分からぬ弁当の番をしている…。東京下町の人情小説。

13.女の偏差値

林 真理子

佐賀県立点字図書館

ドレスは女の夢、手を出しちゃいけないもの、化粧のハイ&ロー、世界が変わる恋、“スーおばさん”誕生…。美と食を求めて奔走する、マリコの華麗な日々を綴る。


【児童図書】

書名

著者名

巻数

製作

社会科学


1. お金ってなんだろう? −あなたと考えたいこれからの経済−

長岡 慎介

日本ライトハウス

毎日手にする、暮らしに密着したお金。そもそもなぜお金は人間社会に生まれた?経済の未来は?お金を中心に成り立っている経済のしくみがどんなものか、そのしくみがどんな問題を抱えているのかをわかりやすく解説。また、現在の経済の良いところ・悪いところを明快に理解するための格好の材料となる「イスラーム経済」についても説明する。

自然科学

2.すぐそこに、カヤネズミ
 −身近にくらす野生動物を守る方法−

畠 佐代子

日本ライトハウス

大人の親指ほどしかない小さなカヤネズミは、河川敷や休耕田の草むらに巣を作る野生動物ですが、絶滅のおそれがあると各地で報告されています。生息地である草むらが開発によって減っているからです。野生動物の研究や保護活動に取り組む著者が、カヤネズミの飼育や観察を続ける中で様々な発見をし、人間の生活が大事か、野生動物が大切かではなく、共に生きるための方法を探ります。

文学

3.おはなしのろうそく 31・32

東京子ども図書館

日本ライトハウス

幼児から小学校中・高学年まで楽しめる世界各地の昔話・創作などを、実際に子どもたちに語った経験をもとに編集。収録している全11話のうち、後半の5話は「しゃれこうべ」(チロルの昔話)、「ヘビのうらみ」(朝鮮の昔話)などこわいお話を集めています。

4.こだわっていこう

村上 しいこ

日本ライトハウス

物知りで、時々こだわりスイッチが入るそうまくんは、ぼくの大切な友達。ところが、ある事件で、そうまくんがふざけて、ぼくにけがをさせたということになってしまう。謝らないそうまくんに怒ったお母さんから「そうまくんと、もう遊んじゃだめ」と言われたぼくは…。

5.泥

サッカー ルイス
千葉 茂樹 訳

日本ライトハウス

その学校は立ち入り禁止の森に囲まれている。森には農場があり、そこではクリーンなエネルギーを研究しているらしい。ある日、ふとしたことから森の中に入り込み、ブクブクと泡を出している無気味な泥に触れてしまった生徒たちから不思議な病が広がっていく。この病とは何なのか? 

 

【デイジー図書】

書名

著者名

時間

製作

歴史

1.副島種臣 佐賀偉人伝 12
−1828‐1905−

森田 朋子
斎藤 洋子

3時間58分

佐賀県立点字図書館

明治黎明期に確固たる国家構想を示し、外務卿として外交の最前線で活躍した副島種臣。世界から喝采を受けた外交での功績や、政府から注視された政治活動などを軸に、多くの知識人の尊敬を集めた副島の巨大な姿を照らしだす。

2.人間の生命につかえて
−日本赤十字の父 佐野常民−

片岡 繁男

4時間14分

佐賀県立点字図書館

「道徳的行動の進歩を伴わない文明は、本当の文明とはいえない」。佐賀七賢人の一人、佐野常民。幕末から明治にかけて日本が近代国家を建設していく激動期に、幅広い分野で大きな役割を果たしました。その常民が幼少期から問い続けたのは「人間の生命(いのち)とは? 医の心とは?」。博愛社(日本赤十字社の前身)創設にいたる生涯をひもとく一冊です。

社会科学

3.フェルナンド・トーレス
 −これまでの道、これからの夢−

フェルナンド・トーレス
竹沢 哲 訳

4時間39分

佐賀県立点字図書館

スペインのレジェンドは、なぜ鳥栖の地を選び、何を想い戦っているのか。日本への移籍の決断、戸惑い、残留争いといった初めての経験から、哲学、習慣、家族、盟友について、さらには未来への提言まで、余すことなく綴る。

文学

4.きみまろ「夫婦川柳」傑作選3

綾小路 きみまろ

3時間8分

佐賀県立点字図書館

細い目もどうせ最後は閉じるだけ ひょっこりはんウチの女房によく似てる 「ISSA」って俳句よむ人? アメリカ人? 爆笑の夫婦川柳約200句を収録する。


5.小説 学を喰らう虫
 −マンモス学校法人に棲みついた暴君の大罪−

北村 守

8時間18分

佐賀県立点字図書館

談合屋の元締めだった男が関西屈指のマンモス学校法人の理事長に就任。理事長の権限を盾に、私利私欲に走り、学校を貪り尽くすようになった。その正体にいち早く気づいた善良な数名の理事たちは密かに調査を始めるが…。

6.パーキンソン病と暮らす
 −パーキンソン病‐闘病記−

野崎 美穂子

3時間29分

佐賀県立点字図書館

パーキンソン病との出会い、通勤時の困難のあれこれ、脳深部刺激療法、仲間との出会い、日々の暮らしの中での気づき…。パーキンソン病歴18年の著者が、前向きに生きる姿を綴った闘病エッセイ。

7.結婚指輪は経費ですか?

山田 真哉

5時間46分

佐賀県立点字図書館

「結婚指輪は経費にならないのか?」 ある女優と婚約した青年実業家の質問。実業家の正体を探る調査をしていた東京芸能会計事務所の雑用係・竜ケ水隼人は、その質問に疑惑を深め…。

8.皇太后のお化粧係

柏 てん

5時間49分

佐賀県立点字図書館

中華風の異世界へトリップしたメイクアップアーティストの卵・鈴音。たどり着いた妓楼で、妓女相手に大活躍する鈴音だったが、ナゾの役人に「皇太后の悪事を暴くために、お化粧係として後宮へ潜入してほしい」と頼まれて…。

9.太陽はひとりぼっち

鈴木 るりか

5時間54分

佐賀県立点字図書館

ある日、家の前に見知らぬビジネスマンがやって来る。さらに別の日にはやせた老婆が家の前に座り込んでいて…。高校1年生作家の3編を収録。

10.若君世直し草紙
 −将軍危うし!−

八柳 誠

8時間13分

佐賀県立点字図書館

はしご酒で泥酔し、店を放り出された定之介は裏長屋への帰路、辻斬りを目撃する。剣術と柔術の達人である定之介は斬りつけた侍を捕えようとするが、逃げられてしまい…。このどこか上品で水の滴るようないい男の定之介、その正体は将軍吉宗の孫にして松平家の若君。後に老中首座となり寛政の改革を行った松平定信の若き日の活躍を描く痛快時代小説!

 




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