お知らせ


76日にシナノケンシからPTR3PTN3の新しいバージョンアップのソフトが公開されました。PTR3でインターネット接続を利用されている方は、本体から直接更新を行うことができます。PTR3PTN3もシナノケンシのホームページから更新ソフトをダウンロードができます。または、シナノケンシから更新ソフトが入ったSDカードを送ってもらうこともできます。申し込み先は、シナノケンシ(株)電話050-5804-1177。点字図書館でもご用意しております。

主な変更点

         1.従来のタイトル選択方式に加え、[タイトルキー]でメディアを選んでからタイトルを選択できる方式の追加(PTR3PTN3共通)。追加の方式では選んだメディア内のみでタイトル選択が可能となります。

         2.音楽アルバムからトラックを選んでバックアップする機能の追加(PTR3PTN3共通)
アルバムから好みの曲だけを集めてマイベストアルバムの作成が可能となります。

         3.バックアップしたデイジー図書のタイトルが順番に並ぶよう改善(PTR3PTN3共通)

         4.タイトル選択中に[しおりキー]で選べる並べ替え方法に「バックアップしたタイトル」を追加(PTR3PTN3共通)

         5.メニューから抜けるときのガイドを、「キャンセル」から「メニュー終了」に変更(PTR3PTN3共通)

         6.[7キー]でのタイトル削除の決定操作を[#キー]に限定し、[再生・停止キー][8キー]での決定を無効にする変更(PTR3PTN3共通)

         7.[メニューキー]を押したときに、最初のメニュー項目として「蔵書検索」が出るように改善(PTR3

この他にも変更点があります。便利にもなりますので、バージョンアップをお勧めします。

■iPhoneの操作体験は、毎月第1日曜日(都合により変更もあります)にご来館ください。今後の予定は、9月5日(日)・10月3日(日)・11月7日(日)です。また、ご希望があれば随時対応いたしますので、ご相談ください。また点字図書館では、Androidのタブレット操作も体験できます。画面が大きく文字の拡大が簡単ですので、弱視の方にお勧めです。

 

 ■第26回NHKハート展 〜詩の募集〜 

NHKハート展」は、全国の障害のある人から寄せられた詩を紹介する展覧会です。詩のテーマは自由です。100字程度(短くても可)の詩にタイトルを付けてご応募下さい。応募締め切りは、令和3年9月6日(月)です。詳しくは点字図書館にお問い合わせください。

 

以下の資料が送られてきています。ご希望の方は、点字図書館にお問い合わせください。

■2021年度「NHK放送番組時刻表」点字版と音声版が送られてきています。また、電話による放送時刻案内も下記のとおり開設しております。電話案内時間 午前9時より午後8時(年中無休)電話番号0570−066−066です。

 

■法務省より「犯罪被害者の方々へ」が点字版と音声版で送られてきています。

 

■日本視覚障害者団体連合会より「令和2年度版 厚生労働白書」デイジー版が送られてきています。

 

■国民生活センターより「2021年版 くらしの豆知識」デイジー版が送られてきています。

 

■日本盲人福祉委員会より「視覚障害者の就労に関する実態調査報告書」点字3巻が送られてきています。

 

【図書館の休館日】

8月、9月、10月の休館日について。主に月曜日休館ですが、月曜祝日の場合は翌火曜が休館日となります。

8月の休館日は2日・10日(火)・16日・23日・30日です。

9月の休館日は6日・13日・21日(火)・27日です。

10月の休館日は4日・11日・18日・25日です。

 

【シネマデイジーの紹介】

図書館通信156号以降に新しくサピエ図書館にアップされたものを紹介いたします。(シネマデイジーとは、映画のサウンドに登場人物の表情や動作、画面の様子を説明する音声解説を付けてデイジー形式で製作しているものです)。

また、シネマデイジーの目録(202161日現在)が点字版と合成音版で製作されています。ご希望の方は図書館までご連絡下さい。

以下に、シネマデイジーの作品を紹介いたします。貸し出し希望の方は図書館までご連絡ください。

 

※日本映画  9作品

1. 地獄でなぜ悪い

極道の組長は、服役中の妻のために、娘のミツコを主演にした映画製作を決意する。うだつのあがらない映画青年らを監督に、スタッフやキャストは全員自分の子分。任侠アクションコメディ。2013年製作、出演は國村隼、長谷川博己他。

2. シュタインズ ゲート 9  

第23話 境界面上のシュタインズゲート、第24話 終わりと始まりのプロローグ、スペシャル横行跋扈のポリオマニア。2012年製作、アニメシリーズ第9巻。

3. セーラー服と機関銃 完璧版

父を亡くした女子高生は、ひょんなことから、組員4人の目高組の組長を襲名することになった。女子高生は、麻薬事件に巻き込まれた組を救うため、マシンガンを片手に戦いを挑む。1982年製作、出演は薬師丸ひろ子、渡瀬恒彦他。

4. チキンレース

医師になりたくてもなれなかった猛は、挫折感を抱きながら看護師として働き始め、19歳で事故に遭ってから45年間眠り続けている患者を担当することになる。ある日、奇跡的に意識を取り戻す。2012年製作、出演は寺尾聰、岡田将生他。

5. 釣りバカ日誌 スペシャル

佐々木課長の娘・志野に縁談の話が持ち上がる。相手は、スーさんの旧友・山内の息子だった。しかし、志野に意中の男性がいることを知った佐々木は、社長であるスーさんの勧めに頭を抱える。1994年製作、出演は西田敏行、三国連太郎他。

6.梟の城

司馬遼太郎が直木賞を受賞した長編小説を映画化。豊臣秀吉暗殺の密命を受けた伊賀忍者の生き様を描いた時代活劇。1999年製作、出演は中井貴一、鶴田真由他。

7. ぼくたちと駐在さんの700日戦争

1979年、とある平和な田舎町。気ままな高校生活を送っていたぼくたち7人は、イタズラを仕掛けることに生きがいを感じていた。ところが、ぼくたちのイタズラに怯まない駐在さんがやってきた。青春コメディ映画。2008年製作、出演は市原隼人、佐々木蔵之介他。

8. 闇の歯車

初秋の江戸・深川。闇の世界に生きる佐之助は、行きつけの酒亭おかめで出会った謎の男・伊兵衛から儲け話を持ちかけられるが、危険な匂いを感じ、その時は誘いを断った。押し込みなどしたことがない4人の素人が、伊兵衛の手引きにより、ある商家に眠る七百両を狙うが……。

2019年公開、出演は瑛太、緒方直人他。

9. ロマンスドール

ひょんなことからラブドール製作工場で働き始めた北村哲雄。やがて彼は美人で気立ての良い園子に一目ぼれして結婚するが、自分がラブドール職人であることを園子に隠し続けていた。それぞれ秘密を抱える夫婦が、本当の幸せを見つけようとする。高橋一生と蒼井優が共演したラブストーリー。2020年製作

 

※外国映画 2作品

1. ジョーカー

「バットマン」の悪役として知られる・ジョーカーの誕生秘話を描いた、サスペンス・エンターテイメント。2019年製作、出演はホアキン・フェニックス他。

2. フル・モンティ

バツイチで失業中の男。養育費が払えず、このままでは愛する息子の親権を失ってしまう。その彼が思いついた一獲千金のアイディアは男性ストリップ。ハートフルな傑作コメディ。第51回英国アカデミー賞4部門受賞。1997年製作、出演はロバート・カーライル。

 

【2021年度読書感想文全国コンクール課題図書の紹介】

日本ライトハウスより読書感想文全国コンクール課題図書(デイジー図書)が送られてきました。サピエ図書館でもデイジーデータのダウンロードができます。大人が読んでもおもしろい作品です。貸出を希望される方は図書館までご連絡ください。以下に、作品を紹介いたします。

書  名

著者名

時間

※小学校低学年

1. あなふさぎのジグモンタ

とみながまい作

46

2.そのときがくるくる

すずきみえ作

41

3.みずをくむプリンセス

スーザン・ヴァーデ文さくまゆみこ訳

40

4.どこからきたの?おべんとう

鈴木まもる作

48

※小学校中学年

5.わたしたちのカメムシずかん

 やっかいものが宝ものになった話

鈴木海花文

1時間6

6.ゆりの木荘の子どもたち

富安陽子作

1時間56

7.ぼくのあいぼうはカモノハシ

ミヒャエル・エングラー作 はたさわゆうこ訳 

2時間52

8.カラスのいいぶん

 人と生きることを選んだ鳥

嶋田泰子著

2時間43

※小学校高学年

9.エカシの森と子馬のポンコ

加藤多一作

2時間33

10.サンドイッチクラブ

長江優子作

5時間2

11.おいで、アラスカ!

アンナ・ウォルツ作 野坂悦子訳

6時間2

12.オランウータンに会いたい

久世濃子著

3時間41

※中学校

13.with you(ウイズ・ユー)

濱野京子作

5時間36

14.アーニャは、きっと来る

マイケル・モーパーゴ作 佐藤見果夢訳

5時間44

15.牧野富太郎

 日本植物学の父

清水洋美文

4時間21

※高等学校

16.水を縫う

寺地はるな著

6時間26

17.兄の名は、ジェシカ

ジョン・ボイン著 原田勝訳

7時間53

18.科学者になりたい君へ

佐藤勝彦著

5時間45

 

165回芥川賞と直木賞受賞作の紹介

165回芥川賞と直木賞は、芥川賞に石沢麻依さんの「貝に続く場所にて」と、李琴峰さんの「彼岸花が咲く島」の2作品が選ばれました。 また、直木賞には、佐藤究さんの「テスカトリポカ」と、澤田瞳子さんの「星落ちて、なお」の2作品が選ばれました。

サピエ図書館では、「彼岸花が咲く島」が雑誌の「文学界」2021年3月号に掲載されていますが、他は全て着手中です。もうしばらくお待ちください。

 

1.芥川賞 石沢麻依さんの「貝に続く場所にて」・・・ ドイツの学術都市に暮らす私の元に、2011年3月の震災で行方不明になったはずの友人が現れる。コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の光景が重なり合い。静謐な祈りをこめて描く鎮魂の物語。

2.李琴峰さんの「彼岸花が咲く島」・・・ 彼岸花の咲き乱れる砂浜に倒れ、記憶を失っていた少女は、海の向こうから来たので、ウミと名付けられた。宇美が流れ着いたのは、ノロと呼ばれる指導者が統治し、男女が違う言葉を学ぶ島だった。宇美は、島に住む少年少女と共にこの島の深い歴史に導かれていく。

 

3.直木賞には、佐藤究さんの「テスカトリポカ」・・・ メキシコの麻薬密売人バルミロと臓器売買コーディネーターの末永は、新たな闇ビジネスを実現させるため日本へ向かう。少年コシモは知らぬ間に彼らの犯罪に巻き込まれ

 

4.澤田瞳子さんの「星落ちて、なお」・・・ 鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは。父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師の一代記。

 

 



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